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Plug-Ins & Apps ― 連載第13回

Mac Pro セットアップ(DP8、UAD-2、SoundToys、PSP、LSR、FLUX、WAVES)

2015年11月4日  
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 気持ちの切り替えに一旦flfl.meをリセットして「日記」をつけていくことにした。過去1年ほどのエントリーもほとんどが雑事の備忘録だったが、それでも作業環境のセットアップの記録は何かと役立つことが多く、これからも有益と考えた。また、前回の日記にも繋がるが、記憶力が著しく衰えてきたと実感していることも理由の一つ。主にソフトウェア周りの記録は「Software」タグを付ける。
 メインマシンは未だmountain lionのMacBook Airだが、Mac Pro(mid 2012)へ試験的にEl Capitanをインストールしたので、将来的な移行も考慮し少しずつ作業環境を整えることにした。まだ不安定な箇所が多々あるものの、El Capitanは動作が軽く感じられ快適で、使い慣れてマイナーアップデートでバグが取れれば完全移行しても良いのではないかと思っている。

MOTU DP8インストールとMOTUプラグインのまとめ

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 然程メリットのある内容ではないと判断し、DP9へのアップグレードは見送ったのでDP8をインストール。まだ実作業に入ってないけれど、細かい不具合は以前と変わらないまま(それが問題だ)、El Capitanでも普通に起動するし特に大きな問題は無いような気がする。
 DPを起動し、プラグインを呼び出そうとすると、サードパーティ製のものは各々のメーカー毎のフォルダにまとめられているが、MOTU製プラグインは第一階層に全部リストされる。他社メーカーのプラグが増えてくるとリストをスクロールするのが面倒になるので、MOTU製もフォルダにまとめておく。
Macintosh HD>ライブラリ>Audio>Plug-ins>MAS>MOTU
とフォルダを作成し、その中に同階層にあるMOTU製プラグイン(拡張子.bundle)を全て移動させる。

UAD-2カードの復帰と、UAD 8.3.0インストール

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 以前所有していた古いMac Pro(early 2008)の時もそうだったが、UAD-2カードはMac起動時の認識に不安定なところがある。それは新しいMac Proになっても同様で、大抵の場合初回起動時は認識に失敗する。現状、上図のようなスロット配置にしているがあまり関係ないようだ。作業開始一回目の起動に失敗した時は、まずMac Proをスリープさせる。そこから復帰させると、UAD-2カード背面のLEDが赤・緑の交互点灯に変わる(うまく緑LED常時点灯の正常になる場合もある)。そのタイミングでMac Proを再起動させるとかなりの確率でUAD-2を正常認識する。ソフトウェアは最新の8.3.0をインストール。毎回思うが、ハードウェアに紐付いたUniversal Audioのオーソライズ&管理方式は本当に分かりやすくてユーザーフレンドリーである。

iLok

 ひとまずiLok License Managerをインストール(v2.5.2.220, r29969)。

SoundToys

 最新版のv5.0がリリースされたが、85$のアップグレードは見送って現時点ではv4.4.3をインストール。最後に追加したLittleAlterBoy5のみv5.0.1.10798で、テキストによるとプリセットの格納場所がv4から変更されたらしい。メモしておく。

Installation Locations:
Factory Presets:
The installation location for factory presets has changed since V4.
The new location is
/Users/Shared/Soundtoys/Soundtoys 5/
The old location was
/Library/Application Support/SoundToys/

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PSPプラグインのインストール

 PSPのユーザーエリアから「PSP MultiInstaller」という一括ダウンロード&インストールするタイプのツールを落とし、過去に購入したものだけチェックを入れて一括インストール。PianoVerbはもう古くてPianoVerb 2にリプレースされたので含まれていないが、ユーザーエリアにはリストに残っていたので単独でインストール。

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 DPから起動させるとデモ版状態になっている。やはりこれは個別にオーソライズファイルをユーザーエリアから落として認証作業しないとダメらしいので、またユーザーエリアからオーソライズファイルをダウンロードし、個別に認証する(ファイルをダブルクリックするだけ)。

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 既に廃盤になっているが個人的にとても気に入っている「Nitro」というマルチエフェクトのプラグイン。これはユーザーエリアのリストからも消えてしまって、唯一ローカルに保存してあるバージョン1.1.1のインストーラーがあるのみなのだが、果たしてこれがまだ有効なのかどうか…。もう7年も昔の2007年で更新完了した製品ではるけれど、El Capitanでもとりあえずインストーラーは開いた。

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 インストール後にDPのプロジェクトを開くと、プラグインのスキャン時にオーソライズするかどうか尋ねてくる。認証はユーザー名と認証コードを入力するタイプ。認証コードは大昔に受信したメールに記載されているので、その受信メールを掘って探し出し、入力。しかしこのプラグインは32bit専用なので、普段64bitでDP8を起動しているとメニューに現れない。DP9で32bitプラグインも読み込めるようになるのを期待したのだけれど。

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ライブラリのPresetsフォルダのコピー

 DPで過去プロジェクトを開くと、当時エディットしていたプラグイン・エフェクトのセッティングは通常キャプチャされて残っている。しかしそれを改めてエディット後に別名保存しようとすると警告音だけ鳴って保存ダイアログが表示されない場合、以前のシステムのバックアップ等から、各プラグイン毎のプリセットフォルダを擁した「Presetsフォルダ」をコピーしてくる必要がある。
Macintosh HD>ライブラリ>Audio>Presets

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LSR audio

 LSR audio。非常に小さいメーカー(個人?)だと思うんだけれど、開業当時にネットで紹介されている記事を見かけて試しにいくつか購入した中で『WARMultipress』という真空管を模したマルチバンドコンプが個人的にお気に入り。曖昧な「温かみ」「歪み」なるものを加えてサウンドに生命力を与えるプラグインは数多くあるけれど、耳に痛くなる寸前に一瞬だけ現れる「豊潤なアナログ感(これも非常に曖昧で観念的だけれど)」を一番分かりやすく得られる(と思う)。最新版の1.2.0をインストールし、ライセンス・マネージャーからオンライン認証。が、実はこの認証が後何回残っているのか覚えてなくて不安。

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 DPからオリジナルプリセットを保存しようとしても警告音が鳴って出来ない場合は、下記のディレクトリにある「ライブラリ」内にフォルダを作成するのだが、親ディレクトリの名称が「LSRaudio」「LSR audio」「LSR」か分からなくて悩んだ。正解はLSRaudio。
Macintosh HD>ライブラリ>Audio>Presets>LSRaudio>WARMultipress

FLUXプラグインのインストール

 利用する機会は減ってきたけれど、FLUXもひとまず購入分を全てインストールしてみた。バグフィクスが進んで、以前まで残っていた不具合がかなり潰されており、StereoToolV3のグラフィック表示バグも直っていた。

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WAVESプラグインのインストール

 ここまでインストールを行いつつ、同時にメモをタイプしていく作業に飽きてくる。とりあえず作りかけの「P-S#424」でインサートしているプラグインのインストールを終えたら一息つこうと思う。お次はWAVES
サイトにアクセスしてログインし、「My Products」で現状を確認して、まずは管理アプリWaves Centralをダウンロード。起動するとまた様相が変わっていたが、操作自体は以前のバージョンと変わっていない。「EMI TG12345 Channel Strip」「REDD」がインストール可能になっていたので、それらをインストール&オーソライズ。一部MacBook Airにオーソライズしているプラグインもあるけれど、今はほとんど使わなくなってしまったし、必要になったときに移行する。それにしても、これだけのプラグインが果たして本当に必要だったのだろうか?

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